中小企業の経営環境は、1日たりとも同じままで推移することはあり得ず、「現状維持、即、脱落」の厳しい経営姿勢が要請されます。
また、融資している金融機関は、金融庁の方針に基づき、融資先企業の経営実態の把握を進め、財務状態によっては、経営改善計画(事業再生計画)の立案、遂行を求めてきます。
当社は、中小企業様の限られた経営資源の中で、自社の事業モデルの見直し、事業の維持発展の「コア・コンピタンス(中核的競争優位)を見いだし、事業再構築のシナリオ策定とその遂行をサポートします。
また、経営者様の創業の思い、現状把握における考え、第二創業にかけるお気持ち、さらに事業承継における基本方針などを確認します。
将来の収益確保のコアとなるもの(=コア・コンピタンス)が、社内に どの程度あるのか、何をどう活かしていけばよいのか、収益モデルの仮説を立てながら可能性を把握します。
コアコンピタンスの例
- 顧客ニーズを先取りして、短期間で設計、製品化するスピード
- 機械化しにくい熟練の匠の技
- 感動を与え、共感を起こさせ、信頼を勝ち取るコミュニケーション能力
財務リストラの優先順位付けと事業再構築シナリオについて、時間軸を入れた骨太方針を策定します。事業再構築シナリオづくりでは、「仮説→マーケットリサーチ」のサイクルを短期間で回して製品化までの活動方針を決定します。
財務リストラでは、金融機関に事業再構築の方向性の理解を求め、支援姿勢を得て、骨太方針を決定します。
事業構造、事業展開、組織態勢に関する経営戦略からなる全体計画を決定します.あわせて、各部門別の行動計画、個別プロジェクト計画を決定します。
行動計画と連動して、年次B/S、P/L、CF計画、資金計画、経営指標を決定、月次ベースの各計画を決定して業績計画をとりまとめます。
各部門各個人への行動展開、経営革新の遂行状況ならびに財務状況の検証に参画して、問題点の洗い出し、状況対応などについて、フォローアップします。