金融庁からのリレーションシップバンキング実現要請および金融検査マニュアル(中小企業版)の通達徹底要請に対応して、これからの法人融資開拓のあり方、動き方が大きく変わることが求められています。
それは、起業化創業時の目利きスキルに基づく適切な支援指導による法人取引開拓であり、金融検査マニュアル(中小企業版)が求める新規取引先に対する経営力、組織力、営業力、商品開発力および技術力に対する適正な評価目利きスキルに基づく法人新規開拓の動き方です。
本講座では、上記の課題解決を実践的に図ることができる融資渉外マン育成を目的に、創業期の中小企業に対する目利きならびに創業支援に関する知識やノウハウを習得することを狙いとします。
- 金融マンに馴染みにくい事業戦略やビジネスモデルに関する知識を説明して、新規取引対象先に対する事業評価に必要なスキルを習得してもらう。
- ベンチャー企業、創業時期における対象先企業へのアプローチの仕方、事業評価のポイントおよび脆弱なベンチャー企業のリスク管理など実践的な知識とスキルを習得してもらう。
- 創業支援に関する行政機関等の支援施策等を理解してもらう。
1日
営業店内部役席、本部事務指導担当者
- 中小企業における企業力評価
- 中小企業の事業戦略に関する理解
- 製造業における事業戦略・ビジネスプロセスとその評価ポイント
- 小売サービス業における事業戦略・ビジネスプロセスとその評価ポイント
- 創業期の中小企業新規開拓のポイント
- 「営業力評価」マーケティング活動
- 「経営力評価」マネジメント活動
- 「技術力・開発力評価」革新活動
- 行政機関等の創業支援策とその活用ポイント
- ケーススタディ
- ベンチャー創業における、伸びる会社と危ない会社のマネジメント課題と財務体質を分析
- 経営アドバイス、融資推進のポイント解説