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著者 高野善松
受講期間 3ヶ月
受講料 15,730円
添削指導 3回
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近代セールス社
〒164-8640
東京都中野区中央1-13-9
通信教育部   電話03-3366-0651

本講座の狙い

   本講座は、取引先企業・新規開拓先企業が今後発展成功するかどうかを見極める目を養い、組織運営・事業運営上の問題があれば、金融機関として積極的に支援・指導していく能力を身につける講座です。
   そのために、取引先企業・新規開拓先企業の会社組織はどのようになっているのか、事業展開の進め方をどう金融機関としてどう評価したらよいのか、新たな事業を進めたり事業転換を図るに当たっての組織運営、管理体制をどう評価し、どう支援したらよいのか、融資案件をどう発掘して対処していけばよいのかなどを、分かり易く事例研究のスタイルで学びます。

目次

第1分冊

   リレバンの実践において、危ない会社の兆候をキャッチするスキルだけでは不十分です。できるものなら倒産する3年前からその兆候や事業運営の問題把握できる目を養います。将来、伸びる会社か倒産する会社か、を同じ視座で捉えて、対象企業の将来性を見抜く力を養成します。

第1章リレーションシップ・バンキングと渉外活動
  • リレーションシップ・バンキングの機能強化
  • 渉外マンの新しい役割
  • 他...
第2章企業経営に関する目利きスキル
  • これからの企業経営の方向性/企業革新の重要性
  • マネジメントの基本を考える
  • 他...
第3章伸びる会社と危ない会社の目利きスキル
  • 企業倒産のとらえ方
  • 倒産のメカニズム
  • 他...
第4章倒産軌道からみた伸びる会社と危ない会社
  • 倒産軌道とは
  • タイプ1の倒産軌道
  • タイプ2の倒産軌道
  • タイプ3の倒産軌道
  • 事例研究
  • 他...

第2分冊

   最近話題の6つの業種について、業界の外部環境の変化を踏まえて、マネジメントの視点から、新規創業、事業再生の目利きスキルを事例研究の形で分かり易く解説しました。具体的な融資開拓や渉外活動にすぐに使える内容です。

1  新規創業編
第1章 印刷・製版業(新規創業)
  • 印刷・製版業界を取り巻く環境の変化と今後の動向
  • 印刷・製版会社の組織と事業プロセス
  • 事例研究
  • 他...
第2章飲食業(新規創業)
  • 飲食業界を取り巻く環境の変化と今後の動向
  • 飲食会社の組織と事業プロセス
  • 事例研究
  • 他...
第3章介護サービス業(新規創業)
  • 介護サービス業界を取り巻く環境の変化と今後の動向
  • 介護サービス会社の組織と事業プロセス
  • 事例研究
  • 他...
2  事業再生編
第4章建設業(事業再生)
  • 建設業界を取り巻く環境の変化と今後の動向
  • 建設会社の組織と事業プロセス
  • 事例研究
  • 他...
第5章機械加工業(第2創業)
  • 機械加工業界を取り巻く環境の変化と今後の動向
  • 機械加工会社の組織と事業プロセス
  • 事例研究
  • 他...
第6章食品小売業、スーパーマーケット(事業再生)
  • 食品小売業、スーパーマーケット業界を取り巻く環境の変化と今後の動向
  • 食品小売業、スーパーマーケット会社の組織と事業プロセス
  • 事例研究
  • 他...

第3分冊

   新規創業、事業再生の各テーマについて、その活用例を交えて分かり易く解説します。

1  新規創業編
第1章小規模事業者の創業融資における事業立ち上げ診断(製造業)
  • 製造業における創業パターン
  • 創業成功の診断ポイント
  • 創業の進行段階と資金需要
  • 経営体制の診断
  • 創業事例研究
  • 他...
第2章小規模事業者の創業融資における事業診断(小売・サービス業)
  • 小売・サービス業界の状況と創業のポイント
  • 経営者定の資質と事業性の判定
  • 経営判断ニーズと経営協力
  • 創業事例研究
  • 他...
2  事業再生編
第3章事業再生計画策定支援
  • 事業再生計画が必要となるとき
  • 事業再生のための事業評価の目利きスキル
  • 経営体制、事業組織評価の目利きスキル
  • 事業再生可能性判断に必要な財務分析、キャッシュフロー分析
  • 事業再生に向けた環境整備
  • 事業再生計画策定プロセス
  • 計画策定後のフォロー

受講者の方からのご意見ご感想

  • 本編を学習するにより、企業の見方の勉強をしていると云うより、「今、当行が何をしなければならないか」と云ったことを教えてもらっている様な気持ちになりました。(地銀マン41才)
  • 今、銀行マンに求められているものが何かが分かる通信教育であり、今後のテキストが楽しみです。(二地銀マン34才)
  • 渉外マンに求められる資質「コアコンピタンスの評価・育成」の重要性等、日常漠然と考えていることが、理解しやすくまとめれらており、楽しく学習することができました。余談になりますが 、銀行(あるいは支店)自身の「コアコンピタンスの評価育成」がもっとも必要と感じられる昨今です。(地銀マン 35才)
  • 今後の経営環境がどのように変化していくか、よく理論的にまとめられたテキストです。伸びる会社と危ない会社の見方では大変参考になりました。(地銀マン36才)
  • 特に第4章は、今後の業務に真剣に考え取り組まなければならない例である。3つの倒産タイプを改めて再認識することができました。 (地銀マン34才)
  • 日頃、取引先との話の中で、どうしても金融マンの目で財務体質を論じているが、それも大事であるか、やはり、生産形態、販売形態、その管理形態の分野を直接のぞいてみないと、実態が浮かび上がってこない。もっと現場に目を向けることの重要性を再認識した。(二地銀マン44才)
  • 業界の動向、チェックポイント等、理解が深められた。今後の営業活動に活用していきたい。(地銀マン31才)
  • 成功事例と失敗事例の背景、そして両者比較の中での金融マンの考察すべき点が要領よくまとめられており、スンナリと理解できます。ポイントを絞って読み易い展開です。(第二地銀マン44才)
  • 現在はどの業界において「再編の時代」(ふるい落としの時期)だと思います。企業環境の変化は目まぐるしく取引方針にも細心の注意が求められます。本テキストはそのための好事例がたくさんありました。(政府系金融機関36才)
  • 今回のテキストで学んだ企業の調査分析・アプローチ法を実際に試してみたいと思います。(信金43才)
  • 支援事例の中に取引先があり、とっても身近に感じた。融資支援だけでなく中小企業支援情報提供にも積極的に取り組みたい。(地銀マン35才)
  • 日中の業務に追われる毎日の中で、テキストを読むたび自分の勉強不足を感じる一方、すべてマスターできたらなあと思い、ドキドキする講座でした。(信金マン40才)
  • 企業リストラ、ベンチャー企業の保証など、会社を再生させる方法、伸ばす方法についてコンサルタント力を深めたい。(地銀マン48才)
  • 取引先についての目の向け方が少し変わるような気がした講座です。ありがとうございました。(第二地銀マン36才)

企画・編集・執筆を行った立場から一言

   今回の通信講座は、各業界のプロコンサルタントの先生方から業種別に成功企業・失敗企業の実例を交えて、金融マン向けに分かり易く解説しています。
   さらに、銀行系総合研究所やベンチャーキャピタルの実務専門家の先生方からも、実際の事例を交えて、最新の育成支援例を解説しています。
   金融マン以外の、中小企業の育成やベンチャー公開業務に従事する方や実際の中小企業経営者にも分かり易くためになる内容と確信しています。