ww_30

動産/債権担保による新資金調達 入門

著者 高野善松
発売日 2008年11月1日
定価 2,100円
申し込み・
お問い合わせ
ビジネス教育出版社
〒102-0076
東京都千代田区五番町5-5
TEL:03-3221-5361
FAX:03-3222-7878
E-mail:info@bks.co.jp
URL:www.bks.co.jp

著作の内容

ABL=Asset Based Lending
上動産担保、過去の財務状況でなく、将来の収益性やキャッシュフローの可能性で融資してもらえる時代!
貸す側・借りる側の相互信頼にもとづく、新たな融資への道

「本書は、ABLに関する貴重な考え方と事例を整理しています。官民挙げてABLに取り組んでいる様子が分かります。是非、資金を必要している方は金融機関にこんな事例があると提案して下さい。金融機関の方は、このような手法があること、そして役所も大いに後押ししていることを認識して、実際に活用してほしいと思います。」
(中小企業基盤整備機構 副理事長 村本孜氏ご推薦)

ひとこと

「ABLはずばり、動産担保の評価額ではなく、借りて企業の内部統制の仕組みの完成度で決まります」

目次


序章中小企業向け融資の現状と期待される将来像
〜ABLの国内潜在市場規模は約78兆円!~
  1. 担保保証に依存した金融機関融資
  2. 事業性資産に着目した資産調達~その業種別可能性
  3. 景気先行き上透明感の拡大で貸し渋り・貸し剥がし現象の再燃懸念
第1章ABLとは何か?   〜正しい理解で新たな資金調達の道を考えよう~
  1. ABL普及の狙い
  2. ABLの仕組みのあらまし
  3. AABL活用が見込める企業
  4. スコアリングによる無担保融資の限界
第2章中小企業に新たな資金調達の道
〜在庫や売掛金が担保になる!資金調達ができる!~
  1. 「担保」の意味を正しく理解する
  2. 動産や債権をどうやって担保に取る?〜「譲渡担保」
  3. 在庫商品や仕入原材料が担保になる?
  4. 売掛金が担保になる?
  5. 将来の売掛金や家賃収入、出し入れ頻繁な原材料でも担保になる?
第3章ABL活用による融資実行までの流れ
  1. 申し込み打診と活用3モデル
  2. 事前協議、審査、担保評価①〜「コベナンツ(誓約事項)」
  3. 事前協議、審査、担保評価②〜「モニタリング」
  4. 事前協議、審査、担保評価③〜停止条件付き連帯保証制度
  5. 事前協議、審査、担保評価④〜担保評価
  6. ABL導入、融資実行〜契約にいたるまでのポイント
  7. 動産債権譲渡担保と金融機関取引
  8. 非財務条項〜業績評価指標(KPI)導入の可能性について
第4章商品や売掛金の担保登記   〜債権動産譲渡登記制度の概略~
  1. 従来の譲渡担保取得上の問題点
  2. 動産譲渡登記制度とは①〜登記内容と登記申請者
  3. 動産譲渡登記制度とは②〜登記の効果、効力
  4. 動産譲渡登記制度とは③〜登記制度は2つの問題にどう答えているのか?
  5. 債権譲渡登記制度とは①〜何が登記されるのか?
  6. 債権譲渡登記制度とは②〜登記の効果、効力
  7. 動産債権譲渡登記の証明書交付
第5章中小企業の円滑な資金調達   〜お役所と金融機関はどう考えているか?~
  1. 金融検査マニュアルと金融機関の融資姿勢
  2. ABLに対する“お役所”の取り組み
  3. 金融機関のABL取り組み事例①〜横浜銀行の場合
  4. 金融機関のABL取り組み事例②〜岡崎信用金庫の場合
  5. 金融機関のABL取り組み事例③〜神奈川県信用保証協会の場合
  6. 金融機関のABL取り組み事例④〜商工中金&足利銀行の場合